11月24日(日)こども食堂を運営する「りおな子ども食堂」さんを訪問しました。
(公開のご了解をいただき以下掲載させていただきます)
名 称 りおな子ども食堂(社会福祉法人なごみかぜ)
所在地 袋井市堀越3-18-8
代表者 大場 保治
1.こども食堂を始められたキッカケと活動を始めた時期
建物は黄色の外壁で、名前はNAGOMIカフェといい、おしゃれで、楽しくなるような施設です。
普段は、火曜日から土曜日まで、カフェとしてスタッフ3名で営業しています。
NAGOMIカフェは、知的障がいの人が社会に出て働く場所として、2018年6月にオープンしました。
当時、東京で子ども食堂が始められ、これなら自分たちもできるだろうと思い、その年の8月から
「りおな子ども食堂」を始めました。
”りおな”は、ハワイ語で「ライオン」を指すとのことでライオンのように、大きくたくましく育っ
てほしいという願いが込められいます。
2.運営スタッフや食材提供者などの仲間づくりの方法
野菜は定期的に民間のお店、個人などが提供してくれ、食材はほとんどそれで賄っています。
毎回メニューを変えており、皆さんの協力に感謝されていました。
スタッフは無償で全部で12名。学校給OBや、子供に関わってきた人が多いとのことです。
3.食堂開催日の知らせ方
利用者は、地域の人が多いが、掛川・浜松から見える人もいます。
PR方法は、食堂通信を出したり、参加者の口コミで利用者が増えています。
食堂通信で、次回予定のメニューを紹介し、多くの参加者を募っています。
孤食、生活困窮世帯、カップ麺を食べたりという世相の中で、食事はもちろん、触れ合いを求めて
集まる人が多いということです。
4.開催頻度・食事の提供数
月1回、日曜日の午後4時30分から6時30分まで。
りおな子ども食堂は、子供や保護者の方、障がいのある方など誰もが利用でき、予約はいりません。
50食ほど用意するが毎回満席になるそうで見えた人から順に食事して、なくなったら終わりです。
高校生までと障がいを持つ方は無料で、大人は300円。母子世帯の方の利用が多いです。
5.活動の財源
財源は、寄付金のほかに、カフェでの募金、個人や企業から、野菜、お菓子、食品セット、文房具、
パンなどをいただいています。
6.お知らせしたいこと
食後に、ワークショップやボランティアの人と昔の遊びやゲームをしたりしています。
今後の希望としては、子供たちと遊ぶボランティアがもっと欲しい。子どもと交流する地域の方々
がもっと増えてほしいと願っていらっしゃいました。